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研磨の番号にはどんな意味があるか

研磨で使う際に目にする#1000や#3000といった番号は、砥粒の大きさを示しています。砥粒とは研磨材のことであり、この大きさによって磨く対象の表面の粗さがだいたい決まってきますので、研磨は数字の小さな粗い番号のものから順番に、段々と番号の大きなものに変えていくことで、きれいな仕上げにすることができます。

この番号は、「番手」(ばんて)、「粒度」(りゅうど)と呼ばれたりします。

どの番号がよいのかは、磨く対象の表面状態によります。傷だらけで、凹凸がひどいようならば、番号の小さいもの、つまり粒度の粗いものからはじめないと、凹凸を十分に除去することができません。各番手では、研磨材の「粒」の大きさの範囲が決まっていますので、その粒を越える大きさの深い溝があるような場合、それを除去することができません。

研磨とは表面に傷をつけていく行為でもありますが、この凹凸を少しずつ小さなものに変えていく加工でもあります。番手から番手へのつなぎも大切で、#80で研磨をかけたあとに、いきなり#1000をかけても、表面はきれいにならず、#80でついて傷が浮き上がってしまうだけです。