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ハンドポリッシャー

ハンドポリッシャーとは、手持ち式の回転工具のことで、特に研磨のために使われることが多いです。動力源は、電気式のものと、コンプレッサー等からのエアー式のものとがあります。先端部は高速回転しますので、その部分に円盤状の研磨パッドを取り付けて(マジックテープ式のものが多いです)、加工物にあてて動かすことで研磨していきます。

水を使った湿式研磨、反対に一切使わない乾式研磨(ドライ)ともに使われます。

手作業による研磨では、このハンドポリッシャーを使う方法が最も加工効率が高くなります。大きな面積や据え付けの研磨機で行う加工を別にすれば、手持ち式の機械工具としては、かなり応用範囲の広いものといえます。

装着する工具としては、ダイヤモンドパッドや研磨パッドと呼ばれる手のひら大の円盤形状をしたものが最も一般的です。ダイヤが入っているので、ガラスや石材などの金属よりも硬い素材の研磨にも使われます。面を仕上げていく研磨というよりは、剥離や研削などの「削り」に重点を置く場合は、ディスクグラインダのほうが使われることもあります。ハンドポリッシャーはあくまで、パッドの面をあてることで仕上げ面を研磨していくものになりますので、このあたりがディスクグラインダーとは少々異なります。

ハンドポリッシャーには電動式とエアー式があると述べましたが、電動式はパワーに優れる半面、エアーに比べると重さがあります。このため、長時間の作業や、軽快な動きを繰り返す必要のある研磨加工ではエアー式が選ばれることもあります。エアー式の特徴は、この軽量の他、水を多く使う現場でも電気を使わないため、感電などの心配がない点もあげられます。ただ、電動に比べるとパワーに若干劣るのと、使用するためにはコンプレッサーを作業現場のどこかに置いておく必要があるため、携帯性には難があります。また研磨時に負荷がかかってくると、回転数が落ちてきますが、このあたりはコンプレッサーの馬力にもよりますが、エアーよりも電動のほうが強いと言えます。

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