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バレル研磨について

バレル研磨とは、荒っぽく言うと、樽のような容器の中に研磨材と磨きたいワークを入れ、樽を丸ごと回転させたり、シェイクしたりすることでワークのバリや角を落としたり、表面を磨いたりしていく方法です。

金属部品を扱う製造業の多くで関わりのある「バリ」の除去は、部品が小さく、たくさんある場合などは単価も安く一つ一つはとても処理できません。こうしたときにバレル研磨が活躍します。

砥石には三要素と呼ばれる「砥粒」「ボンド」「気孔」がありますが、バレル研磨での違いは、砥粒に相当するのが「研磨石」、ボンドと研削液に相当するものが「コンパウンドと水」、液体の中での研磨になるため、遊離砥粒方式に近く、気孔に相当するものは存在しません。しいていえば、切り屑の排出を助ける気孔の役割は、コンパウンドが担います。コンパウンドは研磨石の表面を洗浄して研磨力を維持させるような働きをするためです。

これらの他、研磨機の方式が研磨結果に影響するとされます。つまるところ、どうやってワークと研磨石、コンパウンド、水が入った容器をシェイクするのか、という点です。これには、遠心力によるもの、回転によるもの、振動によるもの、強力な渦の流れを作り出すもの、複数の運動を組み合わせたもの等があります。

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