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センターレス研磨

センタレスは研削盤の代表格の一つで、心なし研削とも言われる加工です。その利点は何と言っても、砥石をフランジに固定する必要がないので、段取り替えや連続加工に優れているため、大量生産に向いている点です。この加工にはセンタレス研削盤(心なし研削盤)を使い、砥石としては、研削砥石を使います。加工メニューによっては、研削砥石ではなく、超砥粒といわれるダイヤモンドホイールやCBNホイールを使うこともあります。

前述の通り、大量生産に向いた加工様式ですが、加工ワークが比較的大きなものも研削盤によっては対応可能です。円筒状のものを加工することが多い手法でもあるため、円筒研磨と一体何が違うのかという点ですが、先ほど述べたとおり、センタレス研磨では砥石をフランジに取付ける必要がなく、さらに自動供給装置と組み合わせれば、連続での加工が可能になる点が大きな違いです。また、非常に長いワークの場合、両端で固定するだけの円筒研磨に比べると、ワーク全体を置いている状態になっているため、たわみ辛いというメリットもあります。ただ精度面では固定式で研削していく円筒研磨のほうが勝ります。円筒研磨は高精度加工を一品一品行っていくには最適と言えますが、砥石側の芯だし作業や振れ取りも毎回行わねばならず、ワークを固定する作業も段取りを変えるためにやる必要があるため、連続した加工では不便な面もあります。

実際の研磨加工業の多くでは、円筒研磨、センタレス研磨の双方の機械や技術を保有しているところも多く、状況によって組み合わせたり、使い分けられたりしています。

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