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ジルコニア研磨

ジルコニアは酸化ジルコニウムのことでもありますが、研磨材の砥粒としては、酸化セリウムが高騰した折、代替品としての検討も行われたこともあるポリッシング用のセラミックス砥粒の一つです。アルミナよりは軟らかいですが、酸化セリウムとほぼ同じ硬さを持ちます。

こうした光学ガラスやレンズ研磨の酸化セリウム代替品として以外では、単体で使わずに、他の砥粒とブレンドされて使われることのほうが多いかもしれません。

またセラミックス材料として、ジルコニアの板材やブロック、ジルコニア製の部品などを研磨する場合は、ダイヤモンドホイールなどのダイヤモンド系砥石が適しています。セラミックスは非常に硬い材料ですが、一方で耐衝撃性にはあまり強くない性質があり、一般には硬くてもろいという意味で、硬脆材料と括られています。

この硬脆材料とダイヤモンド砥粒は相性がよく、一般砥粒を使うよりも高能率で精度の良い加工が可能となります。

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